情報処理安全確保支援士試験合格体験記

※ 筆者は情報処理安全確保支援士試験に合格しましたが,未登録のため情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)ではありません。

前回:

あんまり書くことも思いつかないのですが,忘れそうなのでとりあえず暫定メモ。そのうち加筆する……かも。

なぜ情報処理安全確保支援士試験を受けたか

いちおうセキュリティに詳しいつもりでいるのですが,学部を出てからセキュリティに携わる機会がなかったため説得力がなく,なにか証明になる資格でもほしかったためです。情報処理安全確保支援士はいちおう国家試験(そして登録すれば国家資格)なので,詳しくない人相手には海外の資格より効きそうですし,なにより受験料が安いので気軽に手を出せます。

ただし,資格の維持にはそれなりの費用が必要です。登録時に19700円+送料がかかるほか,1年に1回,2万円のオンライン講習を受ける必要がありますし,3年に1回,8万円からの実践講習(オフライン講習)も受ける必要があります。つまり,講習だけで3年で14万円(!)もかかります。まだ迷っているところですが,単なる趣味である自分の場合は特にメリットがないので登録はしないでいいかとも思っています。趣旨を見ると人脈とか交流とか書いてありますが,そういうのにワクワクするタイプではないですしね……

対策

勉強時間は応用処理技術者試験より短く1時間に満たないくらいでした。やる気あるのか?

テキストも前回と同じく翔泳社のもので,理由も同じです。なのでそのへんは前回の記事を見てください。……やる気あるのか?

試験所感

もともとセキュリティが得意ということもあるのかもしれませんが,過去問を流し読みする以外の対策はせずに9割近く取れました。

嬉しい気持ちよりも,呆気にとられる気持ちのほうが大きいです。この問題で合格点6割というのは流石にちょっと簡単すぎるのではないでしょうか。

オンライン講習だけにしてでも問題をがっつり難化させたほうが合格者の質を高めやすいと思うのですが,どうでしょうか。

あと,わけのわからない名称はなんとかしてほしいですね。的確な名称としては「情報セキュリティ監査士」あたりを推したいですが,検索してみたら似た名前の民間資格があるんですよねえ……

おわりに

秋期はシステム監査技術者試験あたりかと思っていますが,やっぱり挑戦というより確認作業みたいな感じになって退屈そうだなあと思ってあまりモチベーションが上がりません(応用情報もセキュスペもろくに対策できずに臨んだ人間のセリフではない)。いっそ畑違いのエンベデッドシステムスペシャリスト試験でも受けてみる? いずれにせよ,今度は申し込みを忘れないようにしないと……

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