Digispark

……という Arduino 風ボードのパチモノを手に入れたので,いろいろいじって遊んでいます。

これは店頭で買っても 250 円という安価さながら,コントローラが USB インタフェースも担当していることで USB HID になることもできるすぐれもので,コンパクトで取り回しも優れています。もちろん,本家 Digispark のライブラリをそのまま流用できます。Digispark はハードウェア・ソフトウェアともに自由なライセンスで公開されているので,ライセンス上の問題はありません。

ただ,マイコンは Arduino とは異なり ATTiny85 というごく小規模なものが使われており,性能が低いことに加え,マイコン自体のパッケージもピンが 8 本しかありません。

Digispark には 0 – 5 の 6 本のピンがあり,どれもデジタル読み取りに対応していますが, うち 3 と 4 は USB 通信と兼用なので USB HID としての使用時には利用できません。

1 は LED につながっています。入出力としても使えるということになっていますが,実際にはあまり使い物にならないみたいです。なお,Arduino と同じように内蔵回路による pull-up に対応していますが,それを使ってみたら LED が光って電圧が下がって勝手に入力が発生してしまいました。なんなんだ……

そのうえ今回手に入れたパチモノはどうも挙動が微妙に本家と違うらしく,5 が常にリセットとして使用されるようになっています。これは専用ツールからヒューズビットを書き換えることで変更することもできるようですが,不可逆で副作用もあるようなので,互換性の泥沼にはまる可能性もあります。さしあたり 5 の存在は忘れておきましょう。

すると結局のところ,確実に使えるのは 0 と 2 の 2 本だけということになります。この数では当然マトリックスにもできず,2 つの入力だけで勝負する必要があります。

ネットを眺めていると,各スイッチに抵抗器をつなぎ,アナログ読み取りで抵抗値を見て複数の出力を出し分けるという力技を使っている人もいましたが,正直,そこまでするならそう高くはない Pro Micro 互換ボードを買ったほうが幸せになれる気もします。

ただ,このこじんまりとした激安のボードを使えばデジタルでもアナログでも好きな入力で USB HID 入力を発生させられるというのはなかなか愉快な話で,あれこれ使い道を考えてみるのが楽しいです。

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