Google Sites で作成したサイトの新システムへの移行作業をした
概要
Google Sites のシステムが一新されたようで、移行作業をせよとのメールが来ました。いや、正確には 1 ヵ月前に来ていました。ただ、面倒で放っているうちにすっかり忘れてしまっていました。Google Sites がまだサービス終了していなかったことに驚きましたが、ともかく、サイトの公開を継続する場合、以下のようなタイムラインで手続きが必須のようです。
- 2018 年 1 月までに編集も閲覧もない (inactive) サイトの場合、2020年 11 月までに移行を完了する必要があり、移行がされなかった場合、自動的に Google Drive にデータがエクスポートされる。
- 上記にあたらない (active) サイトの場合、2021 年 9 月までに移行を完了する必要があり、移行がされなかった場合、自動的に Google Drive にデータがエクスポートされたうえで新システム上の Draft に変換される(公開はされない?)。
なにしろ 10 年くらい前、高校生の頃のサイトです。そのまま闇に葬り去りたいところでしたが、なぜか今も月に何百 PV かあるようなので、また忘れる前にとりあえずベタ変換だけ済ませておくことにしました。
移行の流れ
Google が Classic Sites Manager というウェブサービスを公開しているので、これを使って移行します。
移行したいサイトを選択して右下の「Conversion tool」というボタンを押すと、そのサイトの変換画面に遷移します。
なお、ここで Google Drive にデータをエクスポートすることもできます。エクスポートは自動でもされるようですが、ついでにいまダウンロードしておくとよいかもしれません。
Conversion tool では、
- 変換を開始
- 下書きを作成
- 確認して公開
という 3 ステップで変換します。「下書きを確認」ボタン(なぜかこのページだけ日本語化されていた)を押すと、新システムの編集ページに移行します。
互換性はハッキリ言って悲惨なもので、元のページの面影は一切残りません。それどころか、非表示になっていたページが表示されたり、ページの内容が丸ごと飛んでいたり、大変なことになります。とにかく完全に破壊されるので、移行には全面的な修正が必要になるはずです。
完了したら Publish ボタンを押して公開します。新しい URL を使うか、従前の URL で内容を置き換えるかを選択できます。
投稿にあたり,完全な IP アドレスが保存されます(公開されません)。
コメントはスパムフィルタで処理され,承認後に公開されます。