ラベルライタ検討メモ
比較
4000 円前後の各社エントリーモデル(Kingjim TEPRA PRO SR45,CASIO Nameland KL-P4SET,Brother P-touch PT-D210)の仕様を比較してみる。
念頭に置いている用途は書類ファイル,ストレージ,ネットワーク機器,コンピュータ,ケーブル・充電器等の管理。
Kingjim TEPRA PRO SR45
基本仕様
- 173 x 109 x 58 mm
- 3.5 ~ 18mm テープ
- 最大 9 mm 印刷
- 漢字 1 書体(ゴシック)
- 180 dpi
- 縦書き対応
- 電池式
- 手動カッター
長所
- テープが比較的安い
- ノンラミネートながら文字の耐久性が高いというレビューが見られる
短所
- 明朝体非対応
- AC アダプタ非対応
- ラミネートテープ非対応
CASIO Nameland KL-P4SET (KL-P40 + AC アダプタセット)
基本仕様
- 189 x 115 x 54.5 mm
- 3.5 ~ 18mm テープ
- 最大 12 mm 印刷
- 漢字 2 書体(ゴシック・明朝)
- 200 dpi
- 縦書き対応
- 電池・AC アダプタ両対応,AC アダプタ付属
- 手動カッター
長所
- 印字性能が高い(12 mm 対応,200 dpi)
短所
- テプラより文字の耐久性が劣るとのレビューが散見される
- ラミネートテープ非対応
Brother P-touch PT-D210
基本仕様
- 157 x 150 x 68 mm
- 3.5 ~ 12mm テープ
- 最大 9 mm 印刷
- 漢字 2 書体(ゴシック・明朝)
- 180 dpi
- 電池・AC アダプタ両対応,AC アダプタ付属
- 手動カッター
- ラミネートテープ
長所
- 標準テープがラミネートタイプ(カートリッジにテープ・インクリボンと別にラミネートテープも入っており,印字時に自動的に貼り付けられる)。文字の耐久性が高い上,テープのコストは他社と大差ない。
短所
- マイナー
結論
SR45 は明朝体に対応していないのが痛い。KL-P40 (KL-P4SET) は印字性能が頭一つ抜けているが,他社との比較では印字の耐久性に若干の懸念がある。摩擦に強い印字のメリットが絶大であることに対して 18 mm テープや 12 mm 印字がどうしても必要になる機会はそれほどなさそうなことを考えると,基本仕様を抑えつつラミネートテープ対応の P-touch PT-D210 がよいかと思われる。
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